これからご紹介する本は、現実かもしれないしただの物語かもしれません。
「アミ 小さな宇宙」エンリケ・バリオ
簡単なあらすじは、宇宙人と地球時のやりとりなんです。
はぁ~!?
と思われるかもしれません。
ただ読んで言えることは「一生の愛読書」になったということ。
そのぐらいの衝撃を受けました。
それではどんな本なのか、早速みていきましょう。
「アミ 小さな宇宙」 はこんな人におすすめ

- 大人が読める物語が読みたい
- 感動するストーリーものが読みたい
- 人生にとって大事な気づきが欲しい
- 固定観念を取っ払いたい
- 実話かもしれない宇宙人からのメッセージを知りたい
大人でも十分すぎるぐらい楽しめる物語です。
とても読みやすくどんどん引き込まれるストーリー。
物語の中では、とても暖かく心に訴えてくるものを感じとれます。
子供の時に戻ったような気持ちで読めるので、大人になった今、たまにはこんな本を読むのもいいかもしれません。

宇宙人からのメッセージ

本のタイトルからは、宇宙人の話って印象を受けます。
でも表紙には、あのちびまる子ちゃんの原作者「さくらももこ」氏のイラストが。
「どんな本なんだ?」
って思ってしまいますよね。
この本には確かに宇宙人が出てきます。
一般的に宇宙人のイメージといったら、
・頭が大きくて目がつり上がってる
・火星人みたいなタコ人間
を想像するかと思います。
でもこの本に出てくる宇宙人は、人間と同じような感じで小学生のような風貌。
意表を突かれます。
その宇宙人が突然、小学生の主人公ぺドゥリートこと「ペドロ」の前に現れます。
そこからいろんな物語が展開していくのです。
ただのおとぎ話ではない

小学生のような風貌をした宇宙人の名前は「アミ」。
宇宙人が現れた時点でSF?
って思いそうですが違うんです。
宇宙人「アミ」はペドロにいろんなことを教えてくれます。
ただのおとぎ話ではなく、とても心に響くものがあり、頭で読むというより心で読める物語です。
「アミ 小さな宇宙人」を書いた作者はこんな人

エンリケ・バリオス
本書『アミ 小さな宇宙人』より
作家。チリ生まれ。若い頃より道を求め、世界中を渡り歩く。39歳のとき、自らの使命をさとり、著述の道に入る。「アミ 小さな宇宙」は、作者の友人の名もない小さな印刷所から’86年出版され、チリでたちまちベストセラーの座をしめるに至る。その後、11か国語に翻訳され、世界中で静かなアミブームを巻き起こしている。この本の美しいメッセージが世界中に浸透することが作者エンリケ・バリオス氏の最大の願いである。「もどってきたアミ」「アミ3度目の約束」など著書多数。
11か国で翻訳されているのはすごいですよね。
まさにこの「アミ 小さな宇宙人」には、世界に共通する大事なメッセージがたくさん詰まっています。
こんなすばらしい内容は、どんどん広がってほしいと思います。
「アミ 小さな宇宙人」はどんな本?

それではこの
「アミ 小さな宇宙人」
は、実際にどんな感じの本なのかご紹介します。
大人が読める物語
冒頭でも述べましたが、簡単に言うと宇宙人アミと小学生ペドロの物語。
ペドロに対して、アミは様々なことを教えてくれます。
など、地球以外の色んな星に出かけながら見て感じる、頭で考えるのではなく心で感じる。
そんな体験をさせてくれる童話です。
心を浄化できる
大人になればなるほど社会の渦に巻き込まれ、大事な何かを忘れていくような気がします。
多忙な日々は、生活に追われている感じがあり、毎日やりくりするだけでいっぱいいっぱい。
心に余裕ができると、普段見えなかったものが見えてくる時ってありませんか?
例えば、旅行に行くと誰にでも優しい心で接せられたり周りの自然の素晴らしさに気づけたり。
「アミ」はそんな心に戻してくれます。
普段の生活で忘れていることや汚れかけた心を浄化してくれます。
実話かもしれない
この物語は、もしかしたら実話かもしれません。
ただの物語と言えばそれまでですが、物語の中で宇宙人アミは主人公ペドロに1つの任務を与えます。
それは2人が体験したことを本にすること。
そしてその本が、この「アミ 小さな宇宙人」なんです。
宇宙人のアミは、ペドロを通して我々にいろんなメッセージを送るのが任務。
もしかしたら、作者のエンリケ・バリオスがペドロかもしれません。
そのメッセージをどう受け止めるかは、この本を読んだあなた次第です。
最後に

「アミ 小さな宇宙人」の本は、大人でも読める物語。
読んでいると心が表れます。
宇宙人「アミ」が残してくれたメッセージはとても心が温まり、なぜか涙が止まらなくなります。
忙しい日々の中で忘れがちになっている我々に、大切なことをぐいぐいと引き出してくれる1冊です。
現在は中古本しかないようです。
それも高値がついている。
それだけ名著ということですね。

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