・日々の生活に疲れた
・あの人はあんなにすごいのに自分は…
・毎日こんなに頑張っているのに報われない
と、日々の生活に疲れていませんか。
そんな時はちょっと立ち止まることが大事。
そう思えるようになると、スッと心が軽くなります。
そんなことを気づかせてくれるこの一冊を、読んでみてはいかがでしょう。
日々の生活に疲れた…

毎日忙しい日々を送っていると、疲れることがありませんか。
など、心の安らぐ場が全くなくて、頭がおかしくなってしまう時があります。
ストレスが溜まると、暴飲暴食に走ったり家族間の喧嘩になったり自分を悲観したりしまいがちに。
どんどん負のスパイラルにハマっていきます。
そんな時にSNSなんかを見ると、成功者の言葉が入ってきたり楽しそうに満喫している人の写真が飛び込んできて、余計に
自分だけはなんで…
と比較して、さらに落ち込んだりしてしまいます。
ちょっと立ち止まることが必要かも

仕事に私生活にと何もかもに疲れた時には、ちょっと立ち止まることが必要かもしれません。
まずは疲れているので、可能な限り休息を取ることが大事ですが、それでも起きるとまた暗い気持ちになってしまいます。
睡眠などでとれれば1番いいのですが、それでも疲れが取れない時は気持ちのリセットをしてみてはいかがでしょう。
こんな方法で。
日々の生活に疲れた人におすすめの1冊

気持ちのリセットをするには、この本を読んでみるのがおすすめです。
僕も最近周りと比較してばかりいて、かなり精神的に疲れていました。
成功している人と比べたらキリがないですが、後から始めた人がどんどん自分を追い越していく姿を見ると、
「自分の努力はなんだったんだ!?」
って、自己否定するようになっていきました。
それでも歯を食いしばって努力し続けますが、なかなか思うように結果が出ない。
SNSなどでは、成功している人の姿がとても眩しく映り羨ましく感じます。
そして自分と比較。
・別にサボっているわけではない
・毎日コツコツ努力している
・良いと思ったことを柔軟に取り入れいる
・新しいことにもチャレンジしている
など、色々とやっても結果に表れない。
気持ちは焦るばかり。
その毎日がとてもしんどかったのですが、この本を読んで心に平穏が訪れたんです。
「ゆっくり変わる」のおすすめポイント

日々の生活に疲れた…
と嘆く人には、ちょっと立ち止まってこの本を読んでみるのがおすすめです。
どんなところがおすすめなのか、本書からの引用を交えながらご紹介します。
ゆっくり歩くことはダメではない
本を開いて最初の2ページ目に、少ない文字数とカタツムリの絵が。
こんな言葉がすぐに心を沈めてくれました。
だけど最近、それでもいいじゃないかと思うようになってきた。ゆっくり歩くこと。ボクにはこれがあっているんじゃないか。ゆっくり歩けば、まわりがよくみえる。小さなことにもすぐに気づける。歩くことに疲れたら、途中でのんびり休むこともできる。なによりも、ゆっくり歩くのは、とてもボクらしくて、これが自分にあっていると感じるようになってきたんだ。だから、ボクはゆっくり歩く。ゆっくりと、ゆっくりと。1ミリ1ミリ、前に進むんだ。
本書最初のページより
高く飛ぶバッタ君を羨ましく思うカタツムリ君。
華麗に高く高く飛びながら、遠くに羽ばたくバッタ君は輝く存在。
でもカタツムリ君は、こんなことに気づくんです。
出だしの文章と絵を見て、乾いたアスファルトに水がどんどん染み込むこように、すごく今の心に入ってきました。
そして段々と、この本の世界に癒されていく自分がいました。
自分自身の良さに気づくことが大事

・お金は大事だし少しでも多く欲しい
・もっと稼ぎたい
・少しでも成績を上げたい
・もっと上を目指したい
という向上心は、生きていく上では必要です。
でもあまりにもそこだけを追求し始めると、自分自身が壊れてしまいます。
結果が思うように出ないと、
などという考えが頭をよぎるように。
そうなると、チャレンジ精神はポキっと折れ自己否定に走ってしまいます。
人間という「宝石箱」の中には必ず宝石が入っているものです。その宝石をもっと好きになりましょう。それはこの世に一つしかない宝石です。どこにも売られておらず、誰かと同じことは決してありません。それをさらに磨くことができるのは、あなたしかいないのです。誰かの宝石をうらやむことにはまったく意味がありません。あなたらしく輝かせましょう。
本書P26より
人と比べている時は、自分の良さにいく目がありません。
人と比べるということは、同じ枠内での目線。
そうではなく枠から飛び出して、
人は誰でも良いところ、強み、魅力がみんなそれぞれにあるはず。
自分の素晴らしいところに気づく目線を持つようにすることが、大事だと気づかされます。
もっとできるが自分を苦しめる
ストイックに生きている人は素晴らしい。
自分も真似してみようと、自らを律し向上すべく仕事に家のことにと励む。
確かに素晴らしいことですが、その分疲れたりストレスが溜まるのも事実。
僕も以前、毎朝その日のタスクを考えToDoListを作り、タイムスケジュールを立てて行動していました。
確かに生産力は上がるのですが、かなり疲れる。
そして楽しくない。
ただ時間内に終わらせるという意識でやっているので、黙々と動く機械のような感じでした。
目標を少しでも早く達成したいから、焦る気持ちからストイックになっていたのですが、結局長続きしませんでした。
高望みをしたり、先のことを思いわずらって不安になったりするのではなく、今の恵みに感謝しながら生きていくと腹を決めること。
本書P54より
~中略~
目標の5割も達成できれば、感謝しよう。「私はもっとできる」「完璧にしたい」と願い続けることが、あなたを苦しめるから。
そうなんです。
自分を自ら苦しめていたんだって気づきました。
どれだけ自分ができると自惚れていたか。
目標や目的は大事ですが、少しでも前に進めたらそれができただけでも偉いと自分を褒める。
全くやらなかったより全然偉い!
と言い聞かせる。
そのちょっとした自分への進歩に気づくことが、苦しい心を解いてくれます。
まとめ

毎日やることがたくさんあり時間に追われる毎日。
日々の生活に疲れている人は多いと思います。
でもここで少し立ち止まり、心に平穏を与えることが1番解決できる近道かもしれません。
幸せはこれという正解がありません。
十人十色。
普段の何気ないことができる喜びを感じられたら、幸せが少しずつ増えていくのではないでしょうか。
コメント